先輩...いないな...。
メールによると、先輩は他の委員会の人と相談をしているらしく、いつもの待ち合わせ場所にいなかった。
ひとりで帰るのもな...。
仕方ないから、今日やった授業の復習でもしてようかな。
そう思って、自習室へと向かった先で。
「あ。白鳥さん。」
「美咲さん。お久しぶりです。」
たまたま白鳥さんがいた。
「今日は遠谷くんと一緒ではないんですか?」
「先輩は遅くなるそうです。
先輩の用事が終わるまで、自習室にいようかなと思ってます。」
「そうですか。
僕も丁度自習室に向かおうと思っていたところです。」
「白鳥さんも勉強するんですか?」
「課題が出たので、今日中に済ませようかと思いまして。」
「理数科の課題って結構大変ですよね...。」
「そうですね。でも、今回は得意分野なので、すぐ終わらせられそうです。」
「そ、そうなんですか...。
私なんか、基礎の数学でつまづいてますから...。今日の授業も全然分からなくて。
ずいぶん前に出された課題もまだ終わってないんです。」
「そうですか...。
もしよろしければ、僕と一緒にやりませんか?」
「いいんですか?
お願いします。」
メールによると、先輩は他の委員会の人と相談をしているらしく、いつもの待ち合わせ場所にいなかった。
ひとりで帰るのもな...。
仕方ないから、今日やった授業の復習でもしてようかな。
そう思って、自習室へと向かった先で。
「あ。白鳥さん。」
「美咲さん。お久しぶりです。」
たまたま白鳥さんがいた。
「今日は遠谷くんと一緒ではないんですか?」
「先輩は遅くなるそうです。
先輩の用事が終わるまで、自習室にいようかなと思ってます。」
「そうですか。
僕も丁度自習室に向かおうと思っていたところです。」
「白鳥さんも勉強するんですか?」
「課題が出たので、今日中に済ませようかと思いまして。」
「理数科の課題って結構大変ですよね...。」
「そうですね。でも、今回は得意分野なので、すぐ終わらせられそうです。」
「そ、そうなんですか...。
私なんか、基礎の数学でつまづいてますから...。今日の授業も全然分からなくて。
ずいぶん前に出された課題もまだ終わってないんです。」
「そうですか...。
もしよろしければ、僕と一緒にやりませんか?」
「いいんですか?
お願いします。」