お前が好きだなんて俺はバカだな

「もし何か悩みとかあったら遠慮なく言ってね。」

「うん。」

「今はなさそう?」

「ないよ。」

「ほんと?」

「あるように見える?」

「うーん...。」

どう見えるかって言われたらいつも通りに見えるけど...。

「そういえば、最近気づいたことなんだけどさ。」

「なに?」

「俺は幸せすぎてもよく食べる。」

「そうなの...?」

「純粋にお腹空くんだよ。」

「嫌なことあったときはお腹空かないの?」

「そういうときは、本当は何もしたくない。お腹空かないし食べることも嫌だ。
でも、嫌だけど食べなきゃいけない。
そういう気持ちになる。」

「自分のこと、傷つけちゃう...?」

「それに近いかもしれない。」

「...つらいよね。」

「いいや。こんな話してごめん。
俺よりお前がつらいだろうな。」

こうやっていつでも私のこと...。

「私はいいの。でも、美礼くん今はつらくない?大丈夫?」

「大丈夫。温かくて美味しいと感じるし、ちゃんとお腹いっぱいにもなるから。」

「それじゃ、安心。」

「いやでもほんとにうまいこれ。
とまらないんだけど。」

「よかった。でもあんまり食べすぎちゃだめだよ?」

今回のは単なる食欲みたいだけど、

今後も彼の食事管理には気をつけよう。