お前が好きだなんて俺はバカだな

気づいたらまた、朝...。

ずっと彼にしがみついたままだったけど、起きたらもういなくなってる。

また...朝ごはん作ってくれたりしてるみたい。

「おはよ、結野。」

「おはよう...ごはんおいしそう。」

「是非食べて。」

「ありがと。」

「もう具合は大丈夫?」

「大丈夫。だいぶ良いよ。」

「よかった。」

なんかぼーっとしちゃう。

でも、調子が悪いってわけじゃなくて、

まだ夢の中にいるみたいで...。

私が1番望んでたのって、こういう生活だから...。

一緒に暮らして、彼のことを感じて、
想いあうことができるって
こんなことなんだって...。
何気ないことから分かるんだ...。

もう、絶対離れたりなんかしない。

このまま、ずっと一緒に...。

「美礼くん。」

「なに?」

「私、美礼くんと結婚したい。」

「え...?」

突然すぎて、彼が驚いてる。

私だってそう。

自分が1番びっくり。

「だめかな...?」

「いや、そうじゃないけど...。」

「けど...?」

「結野の口からそれを言ってくれるなんて...言わせることになるなんて...。
これならもっと早くに俺から言っとけばよかった。」

「美礼くんも、結婚したいって思ってくれてたの?」

「うん。でも結野がまだそこまで思ってくれてるか分からなかったから、いきなり言わずもっと過ごしてからの方がなんて思ってたけど...。失態だったな...。」

やだ...私ったら早とちりすぎる...。

「ごめん...私先言っちゃった...。」

「...なんか一種の提案みたいだったよな。
でも、それもお前らしくて好きだよ。」

「...ありがと...。」

「このままだと格好がつかないから、俺からプロポーズしなおさなきゃだな...。」

「あら真面目(^^)
それじゃ、期待してるね。」

「(^_^*)」

嬉しいのと恥ずかしい気持ちが混ざりあう。

それをちょっと抑えるためにご飯を頬張った。

あったかくておいしい...。