お前が好きだなんて俺はバカだな

「みれいさんっ。」

ぎゅー。

「...なに...?」

「おはようございます。」

「まだ5時にもなってない...。」

「ねむいですか...?」

「まだ夢見心地な気分...。」

「美礼さんの寝顔があまりにも可愛かったので、ぎゅってしちゃいました...。」

「そうか...。」

「私もう目が覚めちゃったんですよ、美礼さん。」

「目を閉じればまだ寝れる。」

「だめです...美礼さんの甘いにおいに、ドキドキしちゃって...。」

「...。」

「美礼さん?」

「...。」

「美礼さん、また寝ちゃいました?」

「...起きてる。」

「よかった。
ね、ね、私に構ってくださいよ。」

「んー...。」

寝ぼけてる、かわいい...。

「みれいさん...。」

「...また、ゆめ、なのかなこれ。」

「また...?」

美礼さんが私の頬を触る。

よかった。
今日は手があったかい。

ずっと握ってたりしたから...。

「ゆいのがいる...うれしいな。」

そう言って幸せそうに笑う彼...。

...やっぱり、少し心配になってきた。

「どうしたんですか...?」

「こうやって、起こす声がきこえた気がしたんだけど、やっぱりゆめで...。」

「...。」

まさか、私と離れていたときを話してる...?

「あのときはほんとに、あのまま目が覚めなければいいのにって思ってたけど、そんな夢を見て、お前がいるってことがどれほど大切なのか分かったよ。」

「美礼さん、私はずっとここにいますからね。」

「うん...。」

...。

...安心してまた眠っちゃったみたい。

天使...。

しばらくずっと見てよう...。