「...っ...。」

やっと、彼がおでこにそっとキスをしてくれた。

「ほんとに...まだ...。

お前が好きだなんて俺はバカだな」

「せんぱい...。」

見つめあうと、その瞳が揺れて...。

「ゆいの、」

壁に押さえつけられて、激しく口づけを落とされる。

大人の...キス、だ...。

ずっと、我慢してたから...。

「せんぱい...せんぱい。」

「名前で呼んで。」

「...みれい...さん...。」

「...うれしい、大好き。」

「ふぁ...ん...わたし...も...す、き...//」

ああ...今夜は絶対、離してくれない...。

でも、いいや。

私だって、もう2度と離さないから。

覚悟してください。