「次はいつ来ていいの?」

「えー...。
別にいつ来てもいいけど、あんた彼女いるんでしょ。そっちに構ってあげたら?」

「それがさ。構ってあげると、なんだか申し訳ないし、たまにはお姉さんたちのところにも行ってあげて。
って言うんだよ。」

「...あんたにしてはほんといい彼女持ったよね。」

「でしょ?
人を好きになるって案外ばかにできないよね。」

「それね。

まあ、じゃあ来月ぐらいにもう一回来る?」

「そうする。」

「えっと...私も予定入ってたら困るから...。」

そう言ってカレンダーをめくった。

「...。」

「姉さん、どうした?」

「ん...なんでも。
とりあえずこの日とかどう?」

「いーよ。いつでも空いてる。」

「じゃ、一応この日にチェック入れとくね。
また用事とかあったら連絡して。」

「りょーかい。」