お前が好きだなんて俺はバカだな

冬休みの途中だったかな。

今思ってみると、確かに様子はおかしかった...。

気まずい雰囲気で、家にも行けない感じで、

なんとなく、避けられてる気はした。

だけど、まさか...別れたいって、言われるとは思ってなかった。

嫌だって粘っても、他にやりたいことがあるからお前に構っていられない、もう好きじゃないって...。

...そろそろこの部屋にあるもの、捨てなきゃな...。

いつまでも少女趣味のぬいぐるみやアクセサリーとか、使っていられないし。

休日にはイツキも来るし、その時に捨てちゃおう。

「数学のノートとかまだ取っといたんだっけ。」

パラパラめくると、自分のではない、綺麗な字や式が所々に書かれている。

「...。」

隅に何かかいてある...。

「ああ...そういえばそんなことも...。」

虚しいなぁ...。

なんでこんなこと書いちゃったんだろ。

電話帳にも連絡先、都合よく残ってるし...。

「あーあ。
私何やってんだろうなー。」

一応優しい人だっていたのになー...。

思い切って、今のうちに本当は切り替えちゃうことだってできるのかな。

そうすればいい加減忘れられるかもしれないのに...。