「...。」

気づいたら、唇を重ねていた。

きっと...私が夜まで我慢できていたら、先輩はもっと甘く...。

でも、もうそんなこと...。

感じられなくする、先輩が悪いんだ...。

深く、深くふかく...。

このまま、ひとつになってしまっても構わないのに...。

先輩の抑えぎみの、熱い吐息。

いつもの、甘い香り...。

もう耐えられない...。

先輩...。

好き、好き...

すき。

私を離さないで。

せめて、今夜だけは...。

ずっと一緒に...。