お前が好きだなんて俺はバカだな

2人で一緒にみんなの元に戻り、しばらく話に花を咲かせた。

2人は、2年ほど前に、会社の上司と部下という関係からスタートして、そこから、優奈さんが積極的にアプローチをかけたという話を改めてしてくれた。

「でもねぇ、お父さん。
言うことは言わなきゃダメだよ?」

「え?」

イツキやヒガシの意地悪な目...。

「ずっと優奈さんに言わせてばかりじゃ格好がつかないでしょ?」

「そうだよ。
決定打はお父さんが打たなきゃ。」

「え、今ここで...?」

お父さんが、チラッと私を見た。

私が大丈夫か気にしているみたい。

でも、私自身もう悪い気はしなかった。

なるようになっちゃえって思っていたから。

ちょっと早いんじゃないかなって気はしたけど。

「頑張れ、お父さん。」

「結野...。」

私の反応がさっきと変わって積極的だったから、お父さんは驚いて、そして、安心したような照れたような笑みを浮かべた。

やっぱり、大人だからっていって、子どもっぽいところがないわけじゃないんだなぁ。

なんだか、それが不思議で、面白い。

わざとらしく、咳払いなんかしちゃって。

カッコつけちゃって...。

なんだか...。

「優奈さん、俺と...
結婚してください。」

「はい...//」

大人の成長を見てるみたい。。。