お前が好きだなんて俺はバカだな

「先輩、これって...。
生徒会の活動と関係ある写真なんですか?」

「別に関係はないけど...。
試し撮りみたいなやつだろうな...。」

「これ、関係ないなら消してもいいですか?」

「え...うん。」

「あと、これも...。
関係ないですよね。」

「...そうだな。どちらかといえば...。」

「その、写真も、消したほうがいいんじゃないですか?」

「え...。」

「整理された必要最低限のデータのほうが、いいでしょ?
要らないものは消しましょう。」

「...。」

これも、

これも、

そっちも要らない。

先輩と他の女の子が仲良さそうに写ってる写真なんて...。

「結野...お前...。」

「これで消えましたよ。
すっきりしましたね。」

「...なぁ...。」

「あとはデータをこっちの機種に移行するだけですね。」

「結野...やっぱり気にして...。」

「いえ。
何も気にすることなんてありませんよ。
これで先輩のカメラ、元に戻りますから。」

「...。」