お前が好きだなんて俺はバカだな

傘をさして、先輩と2人で歩いている。

手を繋いで。

そっと先輩の横顔を見る。

先輩はまっすぐ前を向いている。

それを見て、私は、少し安心する。

さっき、私が先輩の元にいて、たまたま話をきいていなかったら。

私が、踏みださなかったら。

もしかしたら、こうして先輩がまっすぐに私と歩いてくれることもなかったかもしれない。

今は、それだけしか考えられないな...。