お前が好きだなんて俺はバカだな

早めに家に戻ると、、

「おかえり姉ちゃん。」

イツキと...

「はじめまして...。」

え...?

「ほら。
この人、お父さんの彼女さんだよ。」

「こんなかたちで、急にごめんなさい...。
私は、柏木優奈です。真司さん、いえ...
美咲課長と、お付き合い、してます。」

え、え?

そういう感じなの?

いきなり来ちゃう感じ...?

柏木さんは、大人しそうだけど、おしとやかで、スタイルが凄く良くて、顔立ちも綺麗で...。

やっぱり...お父さんよりだいぶ若く見えるんだけど...。

「結野ちゃん...だよね。
急で本当にごめんね。」

「い、いえ...。
あの、お茶とか、いれましょうか?」

「大丈夫よ。気にしないで。
さっき課長から、ここで仕事の資料を頂いたから、私もすぐここを出るわ...。」

「そうですか...。」

お父さんもさっきまでここにいたんだ...。

色々事情があるのは分かるけど...いきなりはちょっとびっくり...。

「えー。優奈さん、もう行っちゃうの?」

「ええ...ごめんね。」

「ううん。
また来て一緒に遊ぼうね。」

「イツキくん...。
ありがとう。またね。」

柏木さんはにこりと笑って、身嗜みを整え、

「結野ちゃんも...またね。」

そう言って、この家を後にした。