「そんなに、にやけてどうしたの?」

横からそんな声がした。

見ると、

「え、
なんでここに!?」

東條イルマがいる。

しかも、ここの制服を着ている。

...ということは。

「美礼くんともっと遊んでもらいたくて、
転校してきちゃった((´∀`*))」

「え...えぇ...?」

そんなに簡単に転校ってできるものなの...?

「しかもね、きいてよ。
同じクラスなんだ。」

「先輩...お気の毒に。」

「これで美礼くんに授業中ちょっかい出せるよ。」

「先輩をあまり困らせないでください。
喧嘩とか殴り合いもダメです!」

「分かってるよ。
これからは良き友達として、仲良くしていくつもりだよ。」

ほんとかなぁ...。

「友達なら、黒潮さんもいるでしょうに。」

「あいつは少し放置しておくことにしたよ。
そうすればもっと強くなるから。」

「...可哀想ですよ。放置育成ゲームじゃないんですから。」

「大丈夫。1日1回はエサもちゃんとあげてるし。
もう少しで進化するよ?」

「だから...。
もういいです。」

ここにも爽やかスマイルのサイコパス少年がいました...。

「それはそうと、次の授業遅れちゃうよ。」

「あ...ほんとだ。
私これで失礼します。」

「うん。
じゃーねー。」

なんだか、これからも色々ありそうだなぁ...。