ヴェルト・マギーア ソフィアと虹の花

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どす黒い感情が俺の中でまた生まれた……。

この感情はいったいどれだけ積り溜まれば良いのだろか? 

あと何回、自分を偽れば気が済むのだろうか?

いや……何回かなんて関係ない……か。

この先まだまだこの感情は生まれ続ける。

だがその感情に何度飲まれそうになっても、何度だって這い上がって、何度だって周りの奴らを欺いてやる。

それが唯一、俺にとっての救いの道なのだから。