白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集


「この高校で
 六花と手をつなぐ日がくるとはな」


「うん。
 なんか、ドキドキするね」


「六花に
 ご褒美をあげる約束をしたよな」


「うん。何だろう?」


「六花、耳貸して」


「え?」


 いっくんの顔が近づいて来て
 心臓の加速が止まらない。




「今夜は俺の部屋に来いよ。
 朝まで
 お前のこと抱きしめてやるから」