十環先輩は 手についた砂をパンパンと払うと 桃ちゃんの前に行き 瞳をまっすぐ見つめた。 「桃ちゃん、嫉妬してくれたの?」 「嫉妬じゃないから……」 「へ~。 素直じゃない桃ちゃんも、かわいすぎ」 十環先輩は 思いっきり桃ちゃんを抱きしめた。