白雪姫に極甘な毒リンゴを 短編集


 いっくんはというと……


 ちょ……ちょっと……
 さすがにそれは……


 お姉さま方の前で
 私を後ろから抱きしめるとか……

 恥ずかしすぎだよう……



「六花。
 俺さ、すっげー嬉しかった」


「え?」


「六花が俺のことを
『彼氏』って言ってくれて」


「いっくん……」


「あとで六花にも
 特別なご褒美、あげるからな」


「うん」