死んだ俺と家族の話

「兄さんの体、光ってるんだよ。」眩しさに目をしかめると、隣で景都が言った。
「はぁ?」俺は自分の手を見る。確かに光っている。
「電気消したら気付くと思ったんだけど…兄さんは無理してると自分の事気付かないでしょ?」と祐司に言われハッとした。俺は弟達に隠そうと無理すると自分の事はまるっきり気が付かない。
「兄さんの体はもう、ここにいちゃいけないんだよ。」蒼司は泣きそうに言う。
「蒼司…」
「俺らはもう大丈夫だから…自分の心配してよ。」
「景都…」
「兄さんの事だから死ぬ時でも俺らの事考えてたんでしょ?」
「祐司…」
「その思いが霊となって出てきたんだよ。いい加減自分の事考えてよ…」
「奏悟…」