そしてそう言う弱点は他人に言われないとなかなか気づけないものだ。
強くなるためにはまず弱点を克服しなければならない。
「ん……。」
「おい、大丈夫か!?朔夜!」
少しの間気を失っていたチャラ男こと、西園寺が体を起こした。
「っ……いた…。」
「しばらくの間はあんまり激しい運動は控えたほうがいいと思う。応急処置しただけだからちゃんと病院も行ったほうがいい。」
「あ…おう。」
まだ意識がはっきりしないのかどこか上の空だ。
「えっ!?一色!?な…んだこれ…。」
チャラ男は一色につながっている点滴チューブに驚きが隠せない様子だった。

