「心配ですか?」
「当たり前だ、こんな事態はそうそうないからな。」
まあこんなことがしょっちゅうあったら今いきてないでしょうね。
「僕たちも一応ケンカ慣れしてるはずなんですけど、歯が立たなかったですね…。」
千歳さんは反省するように俯いていた。
まあ誰であれあの暴走族に勝つのは容易ではないけど…。
でもあんな薬を使った戦い方はあんまり見たことなかったなあ。
やっぱり私がいた頃とすこし様子が違うみたい。
だけどなんか私を探してるとか言ってた気がする。
どうして今更…?
自分達が追い出したくせに。
ああだめだ、余計なことは考えるな。

