「はーい！女の子たち、久しぶりだね。知らない人もいるかもだから一応自己紹介しとくねー！俺は西園寺 朔夜-ｻｲｵﾝｼﾞ ｻｸﾔ-ね、よろしく！」
こ……個性強っ！？
んー、なんというか、チャラいというか軽いというかノリがなんか……苦手だ。
「うわぁっ！あの人すごいタイプ！！顔！顔！絶対顔面偏差値高いよっ！？」
鈴菜……あんた、着眼点おかしいよ。
「顔もほどほどにね…」
「何言ってるの！沙楽ってば…！男なんて、いや！世の中なんて顔だよ！？世の中顔！！」
あぁ、もうこの子救いよう無さすぎる。
「とにかく、鈴菜は怪しい男に引っかからないように…「見てっ！また来た！！次はどんな人かなーっ！？」」
