『好きだ。』

なんでこんなことになってしまったのだろうと、ずっと前から考えている。

その問いの答えが出ないまま、終わりを迎えるのだろう。

君がいた北棟から1番遠い西棟に早く辿り着きたいよ。

一刻も早く離れないと、私が、壊れてしまう。

汗と涙のせいで目の前が見えない。

西棟に続く渡り廊下にやっとたどり着いた。

下のグラウンドからは部活をしている人達の声が聞こえる。

その声さえもが今の私には鬱陶しかった。

疲労のせいで脚がもつれ、ついに転んでしまった。

高校生にもなって転んだだけで泣くのはおかしい。

わかっているけど、涙が止まらない。

まるで糸が切れたように、ひとり、誰もいない廊下で叫ぶように泣く。

どうして、どうして___