手早く髪の毛を少量取り編んでいくと、すぐに編み込みが完成した。 「うん、これでおっけー!」 リビングへ行くと、お母さんが仕事に行くところだった。 ちなみにお父さんはもっと前に家を出ているはず。 「あら芙羽梨おはよう。お母さんもう行くわね?気を付けて行ってらっしゃい」 「うんっ!お母さんも気をつけてね!行ってらっしゃい!」 「えぇ、行ってきます」