「うん、どうかした?」 「今日の放課後…というより、これからの事なんですけど…」 断ろう、そう心に決めたけどなかなか言い出せない。 …なんでだろう…? 私も先輩と一緒に過ごしたいって思ってる。 「そうだね…うーん…芙羽梨は甘いもの好き?」 グルグルと悩んでるうちに、先輩は「ここがオススメなんだけど」と言い、そこのお店の写真を見せながら私に聞いてくる。 雰囲気のいいオシャレなカフェのテーブルには、美味しそうなスイーツが沢山並んでいて…。