いや、その通りなんだが……と思う花鈴の目を見て、
いいな?
と意思確認したあとで、光一は花鈴を手で示して、安芸に言う。
「実は、俺が結婚してるのは、こいつなんだ」
と。
だが、安芸に即座に、
「いや、さっきまで死ぬほど、よそよそしかったよな」
と言われていた。
「見たことない子だし。
今年の新入社員なんじゃないのか?
適当なこと言うなよ」
うう。
腐っても社長。
いや、腐っているかは知らないが。
観察眼あるな、と思う花鈴の横で、明らかに困りながら、光一が言った。
「そ、そんなことはない。
俺たちはラブラブだ」
……貴方の口からラブラブなんて言葉が出るの、ものすごい違和感があるんですが。
まるで大人がよく知らない流行り言葉を無理やり言わされている感じだ。
っていうか、今言った、
『俺たちはラブラブだ』が、不自然すぎて、
『ワレワレハ 宇宙人ダ』に聞こえましたけどね。
安芸もそう思ったようで、
「ほほう」
と面白そうに笑ったあとで、
「ラブラブなのか」
と光一に向かい、繰り返す。
「……ラ、ラブラブだ」
も、もうやめてあげてください、と花鈴の方が青ざめる。
いいな?
と意思確認したあとで、光一は花鈴を手で示して、安芸に言う。
「実は、俺が結婚してるのは、こいつなんだ」
と。
だが、安芸に即座に、
「いや、さっきまで死ぬほど、よそよそしかったよな」
と言われていた。
「見たことない子だし。
今年の新入社員なんじゃないのか?
適当なこと言うなよ」
うう。
腐っても社長。
いや、腐っているかは知らないが。
観察眼あるな、と思う花鈴の横で、明らかに困りながら、光一が言った。
「そ、そんなことはない。
俺たちはラブラブだ」
……貴方の口からラブラブなんて言葉が出るの、ものすごい違和感があるんですが。
まるで大人がよく知らない流行り言葉を無理やり言わされている感じだ。
っていうか、今言った、
『俺たちはラブラブだ』が、不自然すぎて、
『ワレワレハ 宇宙人ダ』に聞こえましたけどね。
安芸もそう思ったようで、
「ほほう」
と面白そうに笑ったあとで、
「ラブラブなのか」
と光一に向かい、繰り返す。
「……ラ、ラブラブだ」
も、もうやめてあげてください、と花鈴の方が青ざめる。



