「に、西辻花鈴です」
と頭を下げ、手土産を渡すと、
「あら、ありがとう。
どうぞ」
と満里奈は花鈴たちを先導して歩き始める。
昔の名建築という本で見たような、玄関ホールの湾曲する白い階段を満里奈について上がっていった。
建物自体は古き良き時代の建築物みたいな感じだが、置いてあるインテリアは最新のもので、そのミスマッチがまた素敵だった。
「慶次さんが食べてたのよね」
自分の母親と同じくらいの歳なのだろうに。
無駄なく鍛え上げられた、しなやかな満里奈の背中が少し開いた襟の後ろ部分から微かに見える。
……参りました。
若さに胡座をかいて、いろいろ怠けててすみません、と思ったとき、満里奈がそんなことを言ってきたので、一瞬、なんの話だ、と思ったのだが。
もしや、これは、サンダルを食べてた人を見たことがある、から続いているのだろうか……。
と頭を下げ、手土産を渡すと、
「あら、ありがとう。
どうぞ」
と満里奈は花鈴たちを先導して歩き始める。
昔の名建築という本で見たような、玄関ホールの湾曲する白い階段を満里奈について上がっていった。
建物自体は古き良き時代の建築物みたいな感じだが、置いてあるインテリアは最新のもので、そのミスマッチがまた素敵だった。
「慶次さんが食べてたのよね」
自分の母親と同じくらいの歳なのだろうに。
無駄なく鍛え上げられた、しなやかな満里奈の背中が少し開いた襟の後ろ部分から微かに見える。
……参りました。
若さに胡座をかいて、いろいろ怠けててすみません、と思ったとき、満里奈がそんなことを言ってきたので、一瞬、なんの話だ、と思ったのだが。
もしや、これは、サンダルを食べてた人を見たことがある、から続いているのだろうか……。



