ウエディングドレスを着せてやろう




「あんた、またなにしてんの!?」
と詩織に言われ、花鈴はハッとした。

 専務室を出た花鈴は無意識のうちに早足でロッカールームに行き、ブランケットを高速でもふもふしていたようなのだ。

「何故此処に。
 いつの間に……。

 なにかに操られてでもいたのでしょうか。
 なんか怖いですね」

「私は、あんたが怖いわ……」
と詩織に呟き返された。