ウエディングドレスを着せてやろう

 


「おはようございます」
と朝、いつものように専務室を訪ねた花鈴は、無言で光一に見つめられた。

 ……なんだろう、この妙な圧《あつ》は、と思っていると、不思議な間を空けたあとで、光一は言う。

「今日、お前にLINEで話しかけてもいいか?」

 何故、今、話さないのですか。

 今日、なにが起こるんですかっ。

 その話、今、話してみられてはどうですかっ!?
となんだかわからないが追い詰められる。