いきなりゼリーくれたけど。 この人、甘いもの苦手なのかな? そんなことを思いながら、花鈴は光一をチラと見上げた。 それにしても気の利く人だ。 お友だちと席が離れて、話しにくそうにしている人に気づいて、席をかわってあげるなんて、と思っていると、光一が訊いてくる。 「で?」 「は?」 「いや、だから、安芸さんとなんの話をしたんだ?」 何故そんなに突っ込んで訊いてくるのですか。 貴方はそんなに安芸さんのことが好きなのですか、と思いながら、花鈴は答える。