総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜





 ないはずねーんだよ……あいつ、サラの電話に出たんだ。

 それはつまり……あいつがサラと一緒にいるってこと以外にないだろ……!!



「西園寺の寮はどこだ」

「生徒会専用寮だけど……さすがにあそこは入れないよ。……いや、入れなくはないけど、入ってもバレてすぐ追い出される」

「あいつさえ確認できりゃなんでもいい。何号室だ?」



 もともと乗り込むつもりだったから、この際、部屋の場所さえわかりゃいい。



「やめろ。nobleと問題を起こすのは禁止だって言っただろ」

「うるせぇ、何号室だって聞いてんだろ。お前は言われたことにだけ答えろ」

「この前言ったこと、何もわかってないんだな。お前は総長の自覚を――」

「黙れ」



 淡々と話す冬夜の首を掴んだ。

 締めるように力を込める。……が、こいつは少しも顔色を変えない。



「本気でサラと関係があるって言ってるのか?」



 ……そうか。