ないはずねーんだよ……あいつ、サラの電話に出たんだ。
それはつまり……あいつがサラと一緒にいるってこと以外にないだろ……!!
「西園寺の寮はどこだ」
「生徒会専用寮だけど……さすがにあそこは入れないよ。……いや、入れなくはないけど、入ってもバレてすぐ追い出される」
「あいつさえ確認できりゃなんでもいい。何号室だ?」
もともと乗り込むつもりだったから、この際、部屋の場所さえわかりゃいい。
「やめろ。nobleと問題を起こすのは禁止だって言っただろ」
「うるせぇ、何号室だって聞いてんだろ。お前は言われたことにだけ答えろ」
「この前言ったこと、何もわかってないんだな。お前は総長の自覚を――」
「黙れ」
淡々と話す冬夜の首を掴んだ。
締めるように力を込める。……が、こいつは少しも顔色を変えない。
「本気でサラと関係があるって言ってるのか?」
……そうか。

