「サラとの接点は何1つ見つからないというか……西園寺蓮は女嫌いだから、女との接点はないよ」
……ちっ。無駄か……。
「ただ、ひとりだけ……」
何か言いかけた冬夜を、じっと見る。
「この前来た編入生。彼女は西園寺のお気に入りらしい。これは有名な情報だけど」
……編入生? ああ、あの意味わかんねーメガネ女か。
「そんな女どうでもいい……サラとのことを調べろ!!」
近くに置かれていたガラスの花瓶を蹴り飛ばした。
床に落ち、あっけなく壊れたそれ。
冬夜は少しも顔色を変えることなく、口を開いた。
「接点はない。それが答えだ」
「……っ」
くそっ……!

