総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜




「サラとの接点は何1つ見つからないというか……西園寺蓮は女嫌いだから、女との接点はないよ」



 ……ちっ。無駄か……。



「ただ、ひとりだけ……」



 何か言いかけた冬夜を、じっと見る。



「この前来た編入生。彼女は西園寺のお気に入りらしい。これは有名な情報だけど」



 ……編入生? ああ、あの意味わかんねーメガネ女か。



「そんな女どうでもいい……サラとのことを調べろ!!」



 近くに置かれていたガラスの花瓶を蹴り飛ばした。

 床に落ち、あっけなく壊れたそれ。

 冬夜は少しも顔色を変えることなく、口を開いた。



「接点はない。それが答えだ」

「……っ」



 くそっ……!