総長さま、溺愛中につき。③〜暴走レベルの危険な独占欲〜




万が一のためにも、この変装道具とやらは肩身離さず持っていてほしい。

どうか、俺以外には見つかるな。

しょうもない独占欲。心が狭いなと思いながらも、どうしてもバレたくはなかった。







俺の部屋に来て、由姫を寝室に案内する。もう何度もきたことがあるから、わかっているだろうけど。



「俺はソファで眠るから、ベッド使って」



そう言うと、由姫が首を横に振った。



「え……だ、ダメです!私がソファをお借りします……!」

「風邪引くだろ」



つーか、そんなことできるはずない。

由姫をソファで寝かせるくらいなら死ぬ。



「そんなの、蓮さんも同じです……!」

「こういう時は甘えとけ」



ソファで寝るのなんかどうってことない。風邪を引くほど柔じゃねーし……ってこの前看病をされた手前言えないか。