何? この感覚? 恥ずかしそうに頬を赤らめながら モジモジしている桃ちゃんを、 『かわいいな』と素直に思ってしまった。 そしてなぜか 俺の体も固まって動かない。 その時。 「私なんかが甘えるなんて 気持ち悪いですよね。 やっぱり……六花と食べます」 俺の耳にやっと届くほどのか細い声に ハッと我に返った時には 俺の前から 桃ちゃんは走り去っていた。 桃ちゃん…… 行っちゃった……