麗side
「いいよ。そんなことしなくて。
ただ、鷹人が傍に居てくれたらそれだけでいいもの。」
私の口から出る言葉は本音。
鷹人が居てくれたらいい。
それだけで構わない。
鷹人が居てくれるなら、
過去なんて無いことに出来る。
…ううん、本当は。
大嫌いな義理の両親も、瞳も、
私を犯した人達も、元友達も。
みんなみんな、私と同じくらいの絶望を味わえばいいのにって思ってる。
でも…
「俺は一生お前の傍にいる。
ただ、お前を傷つけた奴らを俺が許せねぇだけだ。この手で消してやらねぇと気がすまねぇ。」
鷹人の言葉。
消す?鷹人が直接?
鷹人が、瞳に近づくの?
「やだっ、やだっ。
瞳に近づかないでっ!会わないでっ。
そうやってみんなみんな瞳に奪われていくんだもん。そんなの、もう嫌。
鷹人を奪われたらっ、
鷹人が瞳のものになったらっ、
今度こそ、今度こそ…
私は、私じゃなくなる。」
鷹人を奪われたら、私はもう、無理なの。
お願い。だから…
「麗。俺が、お前を傷つけ奴を好きになる?有り得ねぇな。俺は、お前しか愛せねぇ。
俺は一生お前のものだ。
ただ、絶望を見せてやるだけだ。」
「いいよ。そんなことしなくて。
ただ、鷹人が傍に居てくれたらそれだけでいいもの。」
私の口から出る言葉は本音。
鷹人が居てくれたらいい。
それだけで構わない。
鷹人が居てくれるなら、
過去なんて無いことに出来る。
…ううん、本当は。
大嫌いな義理の両親も、瞳も、
私を犯した人達も、元友達も。
みんなみんな、私と同じくらいの絶望を味わえばいいのにって思ってる。
でも…
「俺は一生お前の傍にいる。
ただ、お前を傷つけた奴らを俺が許せねぇだけだ。この手で消してやらねぇと気がすまねぇ。」
鷹人の言葉。
消す?鷹人が直接?
鷹人が、瞳に近づくの?
「やだっ、やだっ。
瞳に近づかないでっ!会わないでっ。
そうやってみんなみんな瞳に奪われていくんだもん。そんなの、もう嫌。
鷹人を奪われたらっ、
鷹人が瞳のものになったらっ、
今度こそ、今度こそ…
私は、私じゃなくなる。」
鷹人を奪われたら、私はもう、無理なの。
お願い。だから…
「麗。俺が、お前を傷つけ奴を好きになる?有り得ねぇな。俺は、お前しか愛せねぇ。
俺は一生お前のものだ。
ただ、絶望を見せてやるだけだ。」
