貪欲に愛を欲す

「ありがとう。心配してくれて。
…でも、大丈夫。強くなるって決めたからね?沢山学びたいこともあるし。

…そして、頑張って、友達作る。」

みんなみんな瞳に奪われていったから。
今度こそ、本当の友達を作りたいんだ。

「…あぁ。お前がそうしたいなら、俺は応援する。」

「うん。ありがとう。」

本当に、鷹人は優しい。

「でも、俺より大切な友達は要らねぇ。
男友達はそもそも作るな。」

ふふっ、相手が女の子だとしても嫉妬する鷹人。

「うん。」
鷹人の嫉妬は、私にはご褒美みたいなもの。
嬉しくて、声も明るくなる。

「…浮気したら相手を殺してお前は監禁な。」

いるはずもない相手を思い浮かべて、
殺意の籠った目をする鷹人。
完全に目は本気。

けれど、口元から、少しの不安が浮かび上がっている。

そんな所も、愛おしい。

「ふふっ、するはずないでしょ?
私にはもう、鷹人だけなんだから。

…鷹人こそ、私が学校の間に浮気したら殺しちゃうよ?」

鷹人はすごくモテるから。
整いすぎた顔面とその権力が、沢山の女を集める。

そして、中身を知れば知るほど、溺れていく。

私の方が、浮気されないか心配だ。