ひとつひとつの行動でさえも、
麗のことを考えてしまう俺。
昔の俺が聞いたら、鼻で笑うだろう。
けれど、それでも、麗にハマっていく。
すぅ、と肺に空気を取り込んだ所で
再び、盗聴器から聞こえる声を聞くために
イヤホンをつける。
「あの、幸村くん。」
「ちっ」
つい、舌打ちが零れる。
確かに、護衛を頼んだのは俺だが、
麗の声の第一声が他の男を呼ぶ声なんて、
運が悪すぎる。最悪だ。
他の男と話してるところなんて聞きたくなくてイヤホンを外す。
あぁ…
早く抱きしめてぇな。
それから5分程で李鵬につく。
案外、李鵬と俺の会社は近い。
駐車場に止まった所で、
麗を迎えに行こうと腰を上げた俺に、
「鷹人?お前が行っちゃだーめ。
余計な騒ぎ起こしたくないでしょー?」
「ちっ」
腹立つが、愁の意見は正論だ。
俺は、黒崎の若頭なわけで、社長。
そしてここにいるのは、
それなりの家柄の生徒たち。
俺が出ていったら、騒ぎになることはわかっている。
それはきっと、麗も嫌がるだろう。
…待っとく、か。
今、麗が何をしているか知りたくて、
さっきほおり投げたイヤホンを再び手に取る。
麗のことを考えてしまう俺。
昔の俺が聞いたら、鼻で笑うだろう。
けれど、それでも、麗にハマっていく。
すぅ、と肺に空気を取り込んだ所で
再び、盗聴器から聞こえる声を聞くために
イヤホンをつける。
「あの、幸村くん。」
「ちっ」
つい、舌打ちが零れる。
確かに、護衛を頼んだのは俺だが、
麗の声の第一声が他の男を呼ぶ声なんて、
運が悪すぎる。最悪だ。
他の男と話してるところなんて聞きたくなくてイヤホンを外す。
あぁ…
早く抱きしめてぇな。
それから5分程で李鵬につく。
案外、李鵬と俺の会社は近い。
駐車場に止まった所で、
麗を迎えに行こうと腰を上げた俺に、
「鷹人?お前が行っちゃだーめ。
余計な騒ぎ起こしたくないでしょー?」
「ちっ」
腹立つが、愁の意見は正論だ。
俺は、黒崎の若頭なわけで、社長。
そしてここにいるのは、
それなりの家柄の生徒たち。
俺が出ていったら、騒ぎになることはわかっている。
それはきっと、麗も嫌がるだろう。
…待っとく、か。
今、麗が何をしているか知りたくて、
さっきほおり投げたイヤホンを再び手に取る。
