貪欲に愛を欲す

あのピアスに触るどころか自分の物にしている女。

鷹人が大切にしているものだから、麗ちゃんにあげたかったのは分かるけど…

あのピアスで、周りに自分の女だと示しているというのも、目的だろう。

怖い怖い。

麗ちゃん本当に逃げられないよ?
鷹人の執着は、愛というか…依存だ。

有り得ないけれど、もし麗ちゃんが鷹人以外の男を好きになったら…
鷹人なら殺しちゃうだろうなぁ。

そしてもし、麗ちゃんが他の誰かに殺されたりでもしたら…

考えるだけでも悪寒がしてきたんだけど。

きっと鷹人は…


麗ちゃんを傷つけた人間を地獄に落として、
自分も麗ちゃんの後を追う…だろうな。

俺も、気を引き締めなきゃ。

まぁ、鷹人の執着も麗ちゃんを思ってなんだろうけどね。
その執着の度が過ぎるけど。

だって、…
あのネックレスも“仕掛け”がしてある。
そんなこと、言えないだろうけど。

「あぁ、麗。そのネックレスには盗聴器が付いてるからな。絶対外すなよ?」

えええええええ
言った…言っちゃった!?

鷹人…麗ちゃん絶対離れるよ。
いや、絶対だよ。

だって盗聴器つけてる男なんて普通じゃない…
「こんな小さいのに?凄いねぇ。
時代の進歩を感じるよ。」