佐伯くんだけじゃない。 一条くんだって、もしかしたら、私の知らないところで傷ついたり、嫌な思いをしたりしているかもしれない。 葵も。 昔から私のことを守ってくれて、クラスメイトから非難を浴びることもあったかもしれない。 千夏も、文化祭のクラス店決めのとき、真っ先に私を守ってくれた。 私を大切に思ってくれる人たちがたくさんいる。 私も甘えてばかりはいられないと思った。 だから、いつか。 私は強くなってみんなを守りたい。 そう、誓った。