「なにか……変だ……」
鞄を肩にかけた瞬間、強烈な違和感があってあたしは動きを止めていた。
胸騒ぎがして早足で教室を出ると新しい校舎から階段を下ろうとする。
しかし……そこには大きな壁が立ちはだかっていたのだ。
廊下と階段を隔てるように下ろされた防犯シャッターにあたしは足を止めていた。
「なにこれ、どうしてシャッターが下りてるの?」
混乱しながら周囲を確認する。
火事などが起こった形跡はない。
そんなことがあれば火災ベルが鳴り響き、あたしだって目を覚ましていただろう。
わけがわからないままシャッターに手をかける。
しかし、それは頑丈に固定されていてビクとも動かない。
あたしは両手を使って思いっきりシャッターを押し上げようとする。
しかし、それは無駄な努力に終わってしまった。
「なんで……?」
どこか、シャッターを固定しているものでもあるのだろうかと思って調べてみても、そのようなものは見つけることができなかった。
鞄を肩にかけた瞬間、強烈な違和感があってあたしは動きを止めていた。
胸騒ぎがして早足で教室を出ると新しい校舎から階段を下ろうとする。
しかし……そこには大きな壁が立ちはだかっていたのだ。
廊下と階段を隔てるように下ろされた防犯シャッターにあたしは足を止めていた。
「なにこれ、どうしてシャッターが下りてるの?」
混乱しながら周囲を確認する。
火事などが起こった形跡はない。
そんなことがあれば火災ベルが鳴り響き、あたしだって目を覚ましていただろう。
わけがわからないままシャッターに手をかける。
しかし、それは頑丈に固定されていてビクとも動かない。
あたしは両手を使って思いっきりシャッターを押し上げようとする。
しかし、それは無駄な努力に終わってしまった。
「なんで……?」
どこか、シャッターを固定しているものでもあるのだろうかと思って調べてみても、そのようなものは見つけることができなかった。



