まさか本当に心配してくれるなんて思っていなかった。
「う、うん……」
充弘があたしの心配をしてくれることが嬉しくて、否定することもできなくなってしまう。
あたしはぎこちなく頷いて、ほほ笑んだ。
「怪奇現象を見たのは美知佳だもんな。それに昨日は4人で残っちゃったからなにも起きなかったんだ。今日は絶対になにか起こるぞ!」
幸生はすでに目を輝かせはじめている。
本当にオカルトにドはまりしているのだろう。
そんな幸生を見ている一穂も嬉しそうだ。
今更引き返すことはできなさそうな雰囲気だ。
「ただし、なにかあったらすぐに助けに来てよ?」
あたしは発案者である一穂へ、念を入れるようにそう言ったのだった。
「う、うん……」
充弘があたしの心配をしてくれることが嬉しくて、否定することもできなくなってしまう。
あたしはぎこちなく頷いて、ほほ笑んだ。
「怪奇現象を見たのは美知佳だもんな。それに昨日は4人で残っちゃったからなにも起きなかったんだ。今日は絶対になにか起こるぞ!」
幸生はすでに目を輝かせはじめている。
本当にオカルトにドはまりしているのだろう。
そんな幸生を見ている一穂も嬉しそうだ。
今更引き返すことはできなさそうな雰囲気だ。
「ただし、なにかあったらすぐに助けに来てよ?」
あたしは発案者である一穂へ、念を入れるようにそう言ったのだった。



