「そうか。
まあ、いきなりだしな。
じゃあ、来週末は暇か?」
「暇です」
反射で言ってしまっていた。
さちこさんより先に訊いてくれたっと思ってしまったからだ。
でも、もしかしたら、来週末もさちこさんに断られて、私を誘っているだけなのかも、と気づく。
ええっ?
そうなんですかっ? さちこさんっ、と何故か、羽未は心の中で見たこともないさちこさんに問うてしまう。
さちこの姿は内緒でテレビで証言する人のようにベールに包まれていたが。
「じゃあ、来週末に。
それと……、
上杉、この自販機にしるこはないぞ」
と観葉植物の方を見て、冷ややかに言い、帯刀は去っていった。
まあ、いきなりだしな。
じゃあ、来週末は暇か?」
「暇です」
反射で言ってしまっていた。
さちこさんより先に訊いてくれたっと思ってしまったからだ。
でも、もしかしたら、来週末もさちこさんに断られて、私を誘っているだけなのかも、と気づく。
ええっ?
そうなんですかっ? さちこさんっ、と何故か、羽未は心の中で見たこともないさちこさんに問うてしまう。
さちこの姿は内緒でテレビで証言する人のようにベールに包まれていたが。
「じゃあ、来週末に。
それと……、
上杉、この自販機にしるこはないぞ」
と観葉植物の方を見て、冷ややかに言い、帯刀は去っていった。



