「このくらいで、そんなに感じたら、後々もたないんじゃないか? 」
「な、何を言うの…」
スルッと、フェアディーのワンピースを託し下げた忍はじっと見惚れてしまった。
ワンピースは、かぶるタイプのものでファスナーもなく脱がせやすかった。
しかしその下に見えるフェアディーの肌は、とても透明感があり、絹のように滑らかで雪のように白くて清らかだ。
肩なしタイプの下着を身に着けていて、綺麗な胸の形をしている。
鎖骨も綺麗で宝石のようで、そっと触れないと傷ついてしまいそうだ…。
「いいね、若い人は。肌もスベスベだし、ぴちぴちじゃないか」
と、忍はフェアディーのワンピースを脱がせてしまった。
ギュッと目を瞑ったフェアディーは、ギュッと布団のシーツを握りしめた。
ワンピースを脱がされると、綺麗なフェアディーの足が見えた。
白い肌に細くて綺麗な足は、とても魅力的。
スタイルも良くて、とても大勢の男を相手にしている体には見えない。
カチッと音がして、ちょっとだけ目を開けたフェアディーの視界に入ったのは。
ズボンを脱ぐ忍の姿だった。
どうしてこんな展開になるの? 突き放そうとしただけなのに…。
そう思って、フェアディーはまたギュッと目を瞑った。
ふわりと重みがかかってきて、暖かい体温を感じたフェアディー。
トクン…トクン…
重なった体から、忍の鼓動が伝わって来る…。
「鼓動が早いね。でも、すごくいい感じ…」
そっと両手を頬に添えて、忍はフェアディーを見つめた。
「…愛している…だから、あなたが欲しい…お金じゃないから…」
なんで? …
スッとフェアディーの頬に涙が伝った。



