寝かせられたフェアディーは驚いた目をして、忍を見た。
忍はサッとネクタイを緩め、シャツを脱ぎ始めた。
「え? 」
何をするの? と驚いているフェアディー。
シャツを脱いだ忍は、年齢のわりにはとても引き締まった体をしている。
ガッチリと逞しい忍の体に、フェアディーは見惚れて赤くなった。
そのまま忍はフェアディーに覆いかぶさってきた。
「キャッ…」
小さく驚きの悲鳴を上げたフェアディー。
そんなフェアディーを見て、忍はクスッと笑った。
「可愛いなぁ。それも演出? 」
「え、演出って…」
「貴女が風俗嬢で良かった」
「はぁ…」
引かれるって思ったのに…何で喜んでいるの?
忍はニコッとフェアディーに笑いかけた。
「私の体を好きにして下さい。お金は、好きなだけ出します」
「はぁ? 」
「だって、それがお仕事なんだよね? それなら、相手がお金を出すって言ったら。風俗嬢は、買うのが仕事だろう? 」
「そ、そうですか…」
「だから、私の事を買ってくれたらいいよ」
「買う? 」
「そう。私はずっと妻が病気の間、看病していて2年。そして亡くなって1年以上、ずっとご無沙汰だから。貴女のように、素敵な風俗嬢に買われたら最高に嬉しいからさっ」
スーッと、フェアディーの首筋を指でなぞる忍。
忍の指先が首筋に這うと、今まで感じたことがない感覚に、フェアディーの体が大きく応した。
「可愛いねぇ。初々しくて、とってもいいじゃないか」
カプっと、忍がフェアディーの耳に甘噛みした。
「ヒッ…」
思わず声を漏らすフェアディーを見て、忍はまたクスッと笑った。



