私と付き合っていることを公にしなかったのは、私が可愛くないからだって、人に言える彼女じゃないからだって思い込んでいた。聞きもしないで勝手に思い込んでいた。
けれど、それは私が人に言いたくなさそうだったからだと教えてくれた。
「ほら、俺モテるし?嫌がらせとか有り得るじゃん?」にはイラッとしたけれど、否めない。
全部、全部私のためだったと知った。
「朱音は俺からしたら一番かわいいから」
「っ」
「素直じゃなくてもかわいくないこと言ってきても彼女は一番かわいいんだよ」
きみの顔が赤いから私の顔も赤く染まる。
熱くなる。目が合えばもっと体温が上昇して沸騰してしまうんじゃないかと思ってしまうほど顔が赤く染まっていく。
「顔真っ赤」
「うるさい……!」
「お前すんげえドキドキしてる」
「だからうるさいってば!!!」
彼の心臓の音が私に伝わるように、私の心臓の音も彼に伝わっているんだと思うと、激しい羞恥に包まれたけれど、もうどうでもいいと思えた。
けれど、それは私が人に言いたくなさそうだったからだと教えてくれた。
「ほら、俺モテるし?嫌がらせとか有り得るじゃん?」にはイラッとしたけれど、否めない。
全部、全部私のためだったと知った。
「朱音は俺からしたら一番かわいいから」
「っ」
「素直じゃなくてもかわいくないこと言ってきても彼女は一番かわいいんだよ」
きみの顔が赤いから私の顔も赤く染まる。
熱くなる。目が合えばもっと体温が上昇して沸騰してしまうんじゃないかと思ってしまうほど顔が赤く染まっていく。
「顔真っ赤」
「うるさい……!」
「お前すんげえドキドキしてる」
「だからうるさいってば!!!」
彼の心臓の音が私に伝わるように、私の心臓の音も彼に伝わっているんだと思うと、激しい羞恥に包まれたけれど、もうどうでもいいと思えた。



