建物の中に窓から、そーっと侵入しちゃたぁ~
古い建物だから窓がボロボロ~
直ぐに侵入できちゃったぁ~!
アタシったらぁーーーん天才~!
やっぱりここねぇ~気配バリバリぃ見張りがう…ん?
ダンちゃんサーチ!4人!!
それも雑魚っぽいからアタシ1人で大丈夫そうねぇ~
とにかく片付けるために探さないとね!こっちの方に気配があるからぁ~

まず1人み~っけぇ…
そーっと近づいてぇ背後から頸椎部の経穴を狙って、手刀,,ドッ,,ひと~り。

気配を消しな~がら…
あっ見っけ、このまま歩くとかち合うから、そのままでハイ!コンチハァで、中指の折指突起で顔面へ,,シュッ,,


「ヴッ」


ふた~り。


「何だおま…」


ヤバ背後いたじゃん!ハイキック~,,ドズン,,


「グガァー」


さんに~んあーあ。
大っきい音立てたからぁ騎士団長の弟ちゃんが仁王立ちして睨んでるじゃあなぁいい~


「ここは通さん!」

「ふぅ~ん少しは手応えありそうねぇ~ん、あたし嬉しい!」

「気持ち悪いガキが!くねくねするな、来いよ!」

「オニいさぁ~ん!一言いい?その長剣で良いの?」

「これは兄上から貰った愛剣だ!これ以外は使わん!!いくぞおぉぉー」

「お.ば.か.さ.ん」


アタシも、腰に隠してた。愛用の折りたたみナイフを出して応戦。


「なかなかやるわね~
でもこんな狭い場所で、その獲物は駄目でしょう~
リーチが長すぎって事で、懐に入って正拳突き!ドスッ


「ゔぐぁー」


よ~にんめ


「さて!この奥へ進んで行くと、マシェリーちゃんいるのね。
何だか嫌な感じがするわぁねぇ。急がないと!」


あたしは、廊下を突き進んで下に行く階段を下り地下へ向かって急いでいたの、着いた先に部屋がいつくかあったわ。
その中の一番先にある部屋が、扉が開けっぱなしになってて、此処からは、中は見えないけど、キツイ血の匂いと、何らかの眩い光が輝いていた。
凄い威力の光!眩しくて目が合わせられない。
あたしはゆっくり近づいて、光の中を覗き込んだ!!

眩しくて目を細め、部屋を伺うと入り口すぐ横に聖女と言われる子がいて、腰が抜けた様に座り込んでいたわ。
たしか綺麗な輝く様な黒髪が今は、良くは見えないけどお婆さんの白髪みたいにみえるわ。

眩しさに我慢して奥を見ると、部屋の1番遠く壁に縋ってるマシェリーちゃんと、裸の男?が居た。

2人共座って居て、マシェリーちゃんが男の人に抱きつき意識を失っている感じだわ!
男の人はマシェリーちゃんを愛おしそうに見下ろし、髪を優しく撫でていたわ~~何これ?