「何故?…アレクサンダー何故ここに?どうしょう…アレクサンダーが死んじゃう…
背中から、血がいっぱい出てる…どうにかしないとアレクサンダーが…だんだん息が小さく、目が閉じてビクビクして…嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!嫌だ!いやだぁー」


何も考えられず、ただただ…
アレクサンダーをぎゅうぎゅう抱きしめていた。
だんだん息が小さくなっている。
暖かい大きな身体にしがみついていて、頭がクラクラしてきた。
自分の意思が無くなってきて…身体が熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて…………………………………………………







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あたしは、走りながら周りを見渡して。


「やっばーどうしょう~!
マシェリーちゃんいなくなっちゃったぁ~
エマちゃんからぁ~いわれてたのにぃ~委員長かレオ様に連絡連絡!
おっ丁度、レオ様の密偵ちゃんみっけ!目で合図で…ok!

よ~し!マシェリーちゃん探すわよぉ~あたしすっごく感が良いのよねぇ~
う~ん!こっちねぇ!次はこっちであっちそっちで…
アレが怪しいわねぇ~うん!

ポッンと、林の中に埋もれてるアレって、たしか!
今は使われていない離れの図書室だったけ?
何でこんな所に図書室を個別でつくったのかしらぁ~
明らかに隠しています、ここにマシェリーちゃん居ますよオーラがまんさい~

のりこんじゃぇ~いやぁ~ん~!ダンちゃんいっきまぁ~す!
うりゃあぁぁぁー」