学園に入学して3ヶ月経ちました。


学園には慣れましたわ。
気軽に話ができる友人も、貴族と平民と関係なくできましたの。
けれども、貴族と平民の溝は深く、なかなかお互い話そうとはいたしませんわね。
この学園に入学できる平民の子達は、大商人だったり富裕層や何かしらの能力があったりと、特別な子達が多いので、わたくしは興味があるのですが…

入学して1年は、基礎の勉強です。
だいたいの子達は、家庭教師に色々教わって入学して来ます。

計算.語学.歴史.法律の基礎が学問ですね。
男の子は剣術.武術.体術.乗馬。
女の子は音楽.刺繍.縫い物.編み物、総復習の様な感じです。

2年は基本の学問と、それぞれの得意分野を選択したりして、選べる事ができます。
3年からは、ほとんど選択した科目を、専門に勉強していきます。
それで高学部6年で卒業ですの、6年は、ほぼ自由登校です。
それぞれの将来の為に行動して行きます。

学園には生徒を纏める生徒会なるものがありまして、高学部5年から数名4年から数名選ばれます。

風紀を護る風紀委員会と言うのもありまして。
これは、各クラス2人選ばれます。
大概は、体力があったり強かったりする男子生徒が、選ばれます。
風紀委員会にも、委員長と副委員長と会計と書記は、5年から選ばれますのよ。補佐で、⒊4名ほど4年からも選ばれます。

学園の説明を沢山してしまいましたわね。
第二王子の事もお話ししたいのですが、少し疲れました。
エマを呼んで、美味しいお菓子を添えてのお茶にします。

また御機嫌よう。