「オブラートに包むとかできないわけ? てか聖也に言われたくないって話だよ!」 僕はいつもこうやって優菜ちゃんの相談にのることが多い。 相談って言ってもほぼ彼氏のグチだけどね。 一通り喋り終わった優菜ちゃんは、注文していたホットティーを口へ運ぶ。