「昇…さん……?」 「死ぬ前に約束したろ。今度は俺がお前のいる時代に行くぞ、って」 「ふっ…うぇぇ…っ……そんなの、聞き取れなかっ………」 言葉がつかえて全部が嗚咽になる。 そんなあたしを、柔らかく包みこんだ腕はあったかくて、すごくすごく、懐かしい匂いがした。