「ゴメン晶。あたしの中で昇さんは昇さんで、晶は幼なじみの晶なんだよ。だから、すぐにはその…、晶を昇さんとして見れないよ」 「いいよそれで。俺も今は晶だし。これから晶のいい所をたくさん知って好きになってくれた方が嬉しいから。ね」 「好…っ、アンタ、そんなことサラっと言うタイプだった?恥ずかしいから!」 「ははは、75年も待ったんだ。待つのは慣れてるよ」 ドキリ。 顔は全然違うのに、笑ったときの表情が一瞬、昇さんに見えた。 あたし…… 晶のこと意識しちゃってる……?